2013年10月5日土曜日
工人舎PA3KX32SA + izmo M1-z + AKG K390NC
工人舎PA3KX32SA + Zonotone USBケーブル + Ratoc Audio RAL-EXTPW01 + izmo M1-z + AKG K390NC(標準ケーブル、Complyイヤーチップ)
工人舎(KOHJINSHA) PA3KX32SAはAtom Z520(1.33GHz)搭載、512MB RAM 32GBSSDのUMPC。重量は400g。
何度か言っていますがAtom Z600以下シリーズはオーディオ向きには最悪だと思います。(Z600以上のAtom機を持っていないので最近の機種については不明)
工人舎PA3も例外ではなく、USBオーディオClass 1.0系のDACは、ほぼまともに動きません。もし間違ってiBasso系なんかをつないでしまったら確実にノイズの嵐。(D55はちょっと違うかもしれませんが持っていないので不明。)
ただ、izmo M1-zはAtom Z機との相性もよく、目立つ音質上の問題点は感じません。アップサンプリングも192kHzまで行けます。ただし、PA3の場合は、foobar2000で再生ボタンを押してから音楽が再生されるまで、謎の待ち時間が発生します。時々タイムアウトしてエラーメッセージが出ます。
一時期、Walkmanが音楽鑑賞の中心だった時にそれなりの量の音楽をMP3でこれで取り込んでしまいました。(その前はSR6が中心。)当時の音楽を直で聴きたい時にizmo M1-zの出番です。
K390NCも同じ時期に購入したノイズキャンセリングヘッドホンです。当時のノイズキャンセリングイヤホンのラインナップの中では一番音質に優れていました。ライバルはATH-CKS90NCくらいだったと思いますが、K390NCの方が上です。
大抵のノイズキャンセリングイヤホン、ヘッドホンはノイズキャンセリング特有の音質の劣化をごまかすためにノイズキャンセリング機能と連動させてアンプが働くようになっているので、せっかく高品位なポタアンを間にはさんでも、ヘッドホン側に安物のアンプがあるせいでひずんでしまうようなことが起こってしまいます。AKGが同じ手を使わなかったということこそがK390NCの利点だと思うのですが、そのせいでノイズキャンセリングのデメリット部分が他のNCモデルよりも感じやすく、それで一部から悪い評価を受けてしまったのではないかと。(音量調節ユニットや着脱式コードのせいもありますが。)
着脱式ケーブルはNCユニット以下だけですが、リケーブル効果も感じられます。オヤイデPEC/P5にリケーブルすると広がりが出て高域の抜けが良くなりますが、ボーカル域は微妙です。アコリバRHC-1.0SHにリケーブルすると音像がはっきりして低域が強まります。
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